板橋で「日テレ・ベレーザサッカー教室」 小学生40人が汗流す

AI要約

板橋区をホームタウンとする「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」が小学生を対象にサッカー教室を開催。

約40人の小学生が参加し、低学年チームと高学年チームに分かれてコーチから指導を受ける。

暑い中でも活動し、子どもたちは楽しみながらサッカーの基本を学んだ。

板橋で「日テレ・ベレーザサッカー教室」 小学生40人が汗流す

 板橋区をホームタウンとする「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」が8月10日、区内の小学生を対象としたサッカー教室を小豆沢野球場(板橋区小豆沢3)で開催した。(板橋経済新聞)

 参加したのは小学1年生から6年生までの約40人。低学年チームと高学年チームに分かれ、東京ヴェルディサッカースクールのコーチ7人から指導を受けた。

 低学年チームでは、始めに「ここではみんなが仲間。仲間が困っていたら助ける。そのためにも、ボールだけを見ないで、みんなのことをよく見ること」と約束事を決めスタート。

 ボールを使わない「じゃんけんゲーム」や、ラグビーのようにボールを胸の前に抱え、できるだけ多くの友達とボール同士でタッチするゲームを行い、子どもたちに笑顔と笑い声があふれた。ドリブルの練習ではコーチにボールを奪われないように逃げ回り、中には駆け引きや細かい足技を見せる児童の姿もあった。最後は4チームに分かれてミニゲームを行った。大きな声で「こっち」「諦めない」などと声をかけ合いながら、真剣な表情でボールを追いかけた。

 夕方でも30度を超える暑さの中、児童らは小まめな水分補給で熱中症対策を取りながら、約1時間にわたり汗を流した。「3試合とも勝った」と喜びの表情で母親の元へ駆け寄った小学1年の古川光浬(ひかり)ちゃんは「仲間がパスを出してくれたから勝てた。楽しかった」と振り返った。