5人死傷”放火” 遺体で見つかった2人の死因「急性一酸化炭素中毒」と判明 岐阜・高山市
岐阜県高山市のアパートで起きた火事で、急性一酸化炭素中毒の死因が判明したことがわかった。
事件の容疑者は住人の男性で、アパートの自分の部屋に火をつけた疑いで逮捕された。
火事で5人が死傷し、2人が亡くなり、警察は事件の詳細を調査中。
今月8日、岐阜県高山市のアパートで、5人が死傷する火事があり、放火したとして住人の男が逮捕された事件で、遺体で見つかった2人の死因が急性一酸化炭素中毒だったことがわかりました。
この事件は、高山市の無職・森江琉聖容疑者(23)がアパートの自分の部屋に火をつけ、全焼させた疑いで逮捕されたものです。
この火事で、焼け跡から2人の遺体が見つかり、住人ら3人がケガをしました。
警察によりますと、遺体で見つかった2人のうち1人の身元が分かり、このアパートに住む小坂瑛二さん (38)だったということです。
また、司法解剖の結果、2人の死因が急性一酸化炭素中毒だったこともわかりました。
警察は引き続きもう1人の身元の確認を進めるとともに、森江容疑者が事件に至った経緯などを慎重に調べています。