川で小学生が溺れ心肺停止 お菓子入れた袋を拾いに行って流されたか

AI要約

11日午後3時55分ごろ、広島県福山市山手町6丁目の芦田川で小学4年女児が溺れ、心肺停止状態で発見され、病院に搬送された

小学生5人が河川敷で遊んでいた際、菓子を拾いに入った女児が川に流された。他の4人は無事だった

救助隊が潜水活動を繰り返して子どもを引き上げる中、市民は心配そうに見守っていた

川で小学生が溺れ心肺停止 お菓子入れた袋を拾いに行って流されたか

 11日午後3時55分ごろ、広島県福山市山手町6丁目の芦田川で「子どもが溺れている」と付近の住民から119番があった。福山地区消防組合によると約40分後、岸から約10メートル離れた深さ約2メートルの川底で、心肺停止状態の市内の小学4年女児を発見した。市内の病院に搬送したが、意識不明の重体という。

 福山西署によると、小学生5人が近くの河川敷で遊んでいた際、菓子を入れた袋が川に流され、川へ拾いに入った5人のうち女児1人が流されたという。他の4人は無事だった。

 現場はJR福山駅の北西約2キロ。救助活動を見守った同市の70代男性は「レスキュー隊が何度も潜水を繰り返して子どもを引き上げていた」と心配そうに話していた。