レスリング女子62kg級 元木(群馬・育英大学助手)オリンピック初出場で金

AI要約

育英大学の元木咲良がパリオリンピックで金メダルを獲得しました。

元木は初出場で決勝戦で逆転勝利を収めました。

元木の金メダルは日本勢18個目で感動を呼びました。

レスリング女子62kg級 元木(群馬・育英大学助手)オリンピック初出場で金

パリオリンピックのレスリング女子62キロ級で、初出場の育英大学(群馬県高崎市)の助手・元木咲良が金メダルを獲得しました。

育英大学助手の元木は22歳。オリンピック初出場です。準決勝では、劣勢から、豪快な反り投げで逆転勝ちを収め決勝進出。日本時間の11日未明に行われた決勝の対戦相手は東京オリンピックの銅メダリスト、ウクライナのコリアデンコです。

元木は第1ピリオド、先にポイントを許すものの残り30秒から逆転。4対1で第2ピリオドに折り返します。第2ピリオドも攻め続けリードを広げていきます。

元木は初出場で金メダルの快挙を成し遂げました。元木の父親・康年さんは2000年のシドニーオリンピックに同じレスリングに出場していて、父親が届かなかった頂点に立ちました。

元木の金メダルは日本勢18個目で2004年のアテネの16個を上回り海外で開催されたオリンピックの最多を更新しました。

元木の金メダルに群馬県の山本知事は「不撓不屈の精神で逆境を乗り越えついに世界一となった姿に感激しました」などとコメントを発表しています。