来夏参院選福島県選挙区 立民・石原氏立候補表明 自民・森氏と対決確実

AI要約

立憲民主党県連から立候補要請を受けた新人石原洋三郎氏が参院選挙への立候補を正式に表明。

与野党の候補による選挙戦が確実となり、現職森雅子氏との対立が注目される。

野党勢力が一本化を図る動きがあり、選挙結果に影響を与える可能性がある。

 来年夏の参院選本県選挙区(改選1議席)で、立憲民主党県連から立候補要請を受けていた元衆院議員で福島市議の新人石原洋三郎氏(51)は10日、要請を受諾し立候補を正式に表明した。現時点で同党の公認を受け、選挙戦に臨む考え。自民党県連は元法相の現職森雅子氏(59)=3期=の擁立を既に決めており、与野党の候補による選挙戦が確実な情勢となった。

 立憲民主党県連は10日に福島市で常任幹事会を開き、石原氏の擁立を正式に決め、石原氏の公認を党本部に申請した。20日の党本部の常任幹事会で正式に決定する見通し。県連は今後、国民民主党県連、社民党県連、県議会会派県民連合、連合福島とつくる5者協議会に支援・支持を要請する方針で、野党候補者の一本化が実現できるかが焦点となる。