自民新潟、参院公募で意見発表会 元競泳「銀」の中村真衣さんら4人が政策などをアピール

AI要約

自民党新潟県連が参院選新潟選挙区の候補者公募を行い、最終選考に進んだ応募者4人が政策や思いをアピールする意見発表会を開催。

中村真衣さん、佐藤信秋参院議員、安田佳世氏、市川恭嗣氏の4人がアピールし、候補者選考が進む。

岩村良一幹事長の話によれば、支部の意向を踏まえて最終選考が進められ、参院選では立憲民主党の打越さく良参院議員が立候補予定。

自民新潟、参院公募で意見発表会 元競泳「銀」の中村真衣さんら4人が政策などをアピール

来夏の参院選新潟選挙区(改選数1)の候補者を公募している自民党新潟県連は10日、最終選考に進んだ応募者4人が政策や政治への思いをアピールする意見発表会を新潟市内で開催した。会には県連の各支部の代表者も出席。今後は、県内131支部から候補者にふさわしい人物を今月末までに回答してもらったうえで、1人に絞り込む。

発表したのは、新潟県長岡市出身の元競泳選手で2000年シドニー五輪銀メダリストの中村真衣さん(45)、県連会長の佐藤信秋参院議員(76)=比例代表、3期目=、同県上越市議の安田佳世氏(33)、加茂市最高戦略責任者の市川恭嗣(たかし)氏(36)の4人で、非公開で行われた。

会の終了後、中村さんは「自民は逆風の中にあるが一緒に戦いたいとの思いを伝えた」。佐藤氏は「(国土交通省の)役人として34年間、参院議員として17年間、全国で活動してきた。最後は新潟のために働きたいと訴えた」と述べた。

安田氏は「県連青年部長として活動する中で、自民への思いを話した」、市川氏は「行政に携わった経験などから産業振興のあり方を訴えた」という。

岩村良一幹事長は「支部の意向を聞いたうえで、県連の公募制度管理委員会など3つの会議を経て、一人に絞り込む」と語った。

参院選新潟選挙区には、立憲民主党の現職の打越さく良参院議員(56)が立候補を予定している。