パリ五輪・レスリング女子 桜井つぐみが金メダル 

AI要約

育英大学助手の桜井つぐみがパリオリンピックのレスリング女子・57キロ級で金メダルを獲得しました。

桜井は初めてのオリンピックで、決勝でモルドバの選手を6対0で破りました。

スタミナと組み手の強さを活かして、桜井は初出場ながら見事な勝利を収めました。

パリ五輪・レスリング女子 桜井つぐみが金メダル 

パリオリンピックのレスリング女子・57キロ級決勝で育英大学助手の桜井つぐみは、モルドバの選手を6対0で破り、金メダルを獲得しました。

桜井は今回が初めてのオリンピックです。決勝の相手は、去年の世界選手権の決勝でも顔をあわせたモルドバのアナスタシア・ニキータです。

試合は、桜井が第1ピリオドでタックルから2ポイントを先制すると、終盤には得意の組み手「2ON1」で背後を取って、4対0とリードを広げ折り返します。

第2ピリオドも勢いそのままに、相手の足を取るなど得点を積み重ね、残り1分を切ったところで2ポイントをさらに追加して6対0で勝利を飾りました。スタミナと組み手の強さを持ち味に、初出場ながら金メダルに輝きました。

金メダルの獲得に山本知事は、「勝利への情熱と積み上げた素晴らしい技術による優勝に心が震えました。金メダルの獲得は県民に感動と勇気を与えてくれました」とコメントを寄せました。

また、レスリング女子62キロ級で同じく育英大学助手の元木咲良は、準決勝でノルウェーの選手と対戦し、第1ピリオドを同点で折り返すも最後は反り投げからフォール勝ちをおさめ、決勝進出を決めました。決勝は11日早朝に行われ、東京オリンピック銅メダリスト・ウクライナのイリーナ・コリャデンコと対戦します。