【甲子園|新潟産大附】令和のジャイアントキリング!初甲子園で強豪・花咲徳栄を撃破【新潟】

AI要約

新潟産大附属が甲子園初戦で勝利し、地元の熱い応援を受けました。

試合では激しい攻防が繰り広げられ、逆転の瞬間もありました。

チームの選手や地元の声援が勝利につながり、次なる試合に向けて期待が高まっています。

【甲子園|新潟産大附】令和のジャイアントキリング!初甲子園で強豪・花咲徳栄を撃破【新潟】

甲子園で、令和のジャイアントキリングです。初出場の新潟産大附属が初戦を迎え、優勝候補の一角、埼玉代表・花咲徳栄に見事勝利しました。地元・柏崎の大声援を受けて挑んだ一戦。県勢としては、7年ぶりの甲子園での勝利です。

選手たちが朝日を受けて足を踏み入れた初めての甲子園。地元・柏崎ではパブリックビューイングが開催され、約350人が見守ります。

■柏崎市民

「勝ってほしい。大差で勝ってほしい。」

■戸嶋選手の幼馴染

「足もすごく速くて走塁や出塁にとても期待している、翔人頑張れ~!」

甲子園のアルプススタンドには、初勝利を祈る1300人の大応援団。地元の思いを…願いを…背に受けて。

産大附属は2回表、1アウトから5番・川口がヒット。産大附属は、これが甲子園の初ヒットです。続く中村のバントで先制のランナーを得点圏に進め、バッターは7番・千野は三振に打ち取られます。花咲徳栄の最速148km/hのエース・上原が立ちはだかります。

その裏、石塚のレフト前ヒットでランナーを進められ、打席には三条市出身の横山。犠牲フライで優勝候補の一角に先制を許してしまいました。

産大附属の反撃は5回表。エース・宮田とキャプテン・平野のヒットで作った同点のチャンス!打席にはこの試合、1安打の3番・高橋は空振り三振に...甲子園での1点が遠い。

■宮田選手の父

「とにかく楽しめと連絡をして、分かったと本人から連絡があった。まず同点に追いついてピッチングからリズムを作って逆転してほしい。」

その声が届いたか…産大附属は6回表。先頭の4番・多田がヒットで出塁。同点のランナーを堅実に2塁に進めます。2アウトとなり打席にはここまで2打席凡退の千野。ここでツーベース!甲子園に刻んだ、初めての1点で同点になりました。

さらに7回表、俊足のキャプテン平野を3塁に置いた産大附属。打席には、左手の骨折からこの夏復帰した4番・多田。一打、勝ち越しのビッグチャンスにレフト前へ勝ち越しタイムリーで逆転しました。

■多田選手の父

「うれしいです。うれしいですよ、本当にうれしいです。」

波に乗ったら止まらない!甲子園でも、強豪撃破へ。その後は、6回からリリーフした田中が花咲徳栄の強力打線を沈黙させます。

新潟県勢、令和初の1勝へ。初めての甲子園で魅せた、ジャイアントキリング。歴史的な一勝を、地元にも届けました。

■柏崎市民

「いい試合でした。まず1勝と思って応援していた。また一歩一歩、1勝ずつして優勝を目指してもらいたい。」

「最高でした。粘り強く最後まであきらめず頑張ってほしい。」

■桜井市長

「産大附属ばんざーい!」

新潟県勢、7年ぶりの1勝です。

■新潟産大附属 千野虹輝選手

「前の2打席で自分がチャンスをつぶしたので、またチャンスが回ってきたので、ここで打とうと打席に入った。結果を残して新潟にいい報告ができるように頑張りたい。」

■新潟産大附属 多田大樹選手

「真っすぐが来たら絶対に打ち返してやろうと思って、そのまっすぐが来たので、打ったら三遊間を抜けて本当にうれしかった。遠い中応援に来てくれているので背中を押してくれた。」

■新潟産大附属 平野翔太主将

「自分たちが勝つことで柏崎を、新潟を盛り上げたいという気持ちがあるので、たくさんの応援してくれる人の力が自分たちがパワーになったし、やってきた野球は間違っていないし、甲子園でも通用すると思ったので自分たちの野球にさらに自信を持って戦って行きたい。」

次の試合は、14日の第3試合、京都代表・京都国際と対戦します。