【南海トラフ臨時情報】和歌山県南部の一部施設閉鎖や花火大会中止や延期相次ぐ

AI要約

南海トラフ地震臨時情報により、和歌山県内の海水浴場や公衆浴場が閉鎖される

閉鎖された施設やイベントの一覧

一部の施設は期間限定の閉鎖となっている

【南海トラフ臨時情報】和歌山県南部の一部施設閉鎖や花火大会中止や延期相次ぐ

南海トラフ地震臨時情報で「巨大地震注意」が発表されたことを受け、和歌山県白浜町は町内の海水浴場や一部の公衆浴場など7つの施設を、8月9日から1週間程度、閉鎖すると発表しました。

白浜町観光課によりますと、閉鎖するのは白良浜・江津良・臨海・椿の4つの海水浴場と、千畳敷で知られる南湯崎公園で、崎の湯や露天風呂しらすなの2つの町営浴場も臨時休業するということです。

期間は、いずれも9日から1週間程度としています。

また南紀白浜観光協会は、10日に開催が予定されていた「南紀白浜花火フェスタ」を中止すると発表しました。今後の対応については決まり次第発表するということです。

このほかにも、和歌山県内では紀南地方を中心に、海水浴場の閉鎖やイベントの変更が相次いでいます。

田辺市は、扇ヶ浜海水浴場を1週間程度遊泳禁止にするとともに、遊泳期間中に浜で行われるイベントや、飲食店の営業も中止しています。

新宮市も7日に再開したばかりの三輪崎海水浴場を16日までをめどに閉鎖しているほか、那智勝浦町は、カツオノエボシの発生で閉鎖されたブルービーチ那智に加え、玉の浦海水浴場も閉鎖しています。

なお、11日にブルービーチ那智で開催予定だった世界遺産登録20周年記念花火大会は、当面、延期となりました。

すさみ町でも16日まで海水浴場を閉鎖しています。

一方、有田市では、11日に開催する第42回「紀文まつり」について、改めて安全対策を徹底して 開催することを決めました。

新宮市は13日に予定している第62回「新宮花火大会」を開催するか検討中で、決まり次第、ホームページやXなどで発表します。