被災した穴水高校の主将が先導…夏の甲子園開幕 石川代表・小松大谷は8日の第2試合で大分の明豊と対戦

AI要約

能登半島地震で被災した穴水高校野球部キャプテン、東野魁仁(ひがしのかいし)さんが夏の甲子園開会式で全国の代表選手たちを先導しました。

夏の全国高校野球開幕。被災地の東野さんが感動的な姿で球場へ向かいました。

東野さんの先導で49校の選手たちが堂々と行進し、開会式は特別なものとなりました。

被災した穴水高校の主将が先導…夏の甲子園開幕 石川代表・小松大谷は8日の第2試合で大分の明豊と対戦

いよいよ高校野球、夏の甲子園が開幕です。開会式では能登半島地震で被災した穴水高校野球部キャプテン、東野魁仁(ひがしのかいし)さんが全国から勝ち上がった49校の球児たちを先導しました。

7日開幕した夏の全国高校野球。その開会式で大役を務めたのが…

「行進の先導は穴水高校野球部・主将東野魁仁(ひがしのかいし)さん」

能登半島地震で被害を受けた穴水高校の東野魁仁(ひがしのかいし)さんです。東野さんは今も仮設住宅で暮らすなど生活再建の途中ですが、能登復興への想いを胸に甲子園の土を踏みしめました。

厳しい戦いを勝ち抜いた全国の代表選手たち。

「石川代表・小松大谷高校」

3年ぶり3回目の出場となる小松大谷高校の選手たちも力強く堂々と行進しました。

その小松大谷を含む全国の代表49校の選手を先導した東野さん。

そこからの景色は特別だったといいます。

東野さん:

「球場の中に入れて先導役を任されて歩いて楽しかったです。(球場に)観客が入っているのといないのとでは全然違うので、良い景色を見られたかなと思います。」

石川代表の小松大谷は8日、第2試合で大分の明豊と対戦します。