心癒やす薄紫 希少な山野草ナツエビネが見頃 塩谷で18日まで公開

AI要約

塩谷町船生の山林で、希少な山野草ナツエビネが見頃を迎えている。管理するシイタケ農家大島正志(おおしままさし)さん(73)が18日まで一般公開している。

ラン科の多年草。同所では約7千平方メートルにわたって群生しており、大島さんが2017年から公開している。今年は7月下旬に咲き始めた。

6日も見物人が訪れ、約2センチの薄紫色の花を鈴なりに付けたナツエビネに見入っていた。木立から光が差すと、幻想的な雰囲気となった。茨城県筑西市藤ケ谷、主婦杉山元子(すぎやまもとこ)さん(84)は「薄紫が美しい品のある花。一面に広がっていて圧巻の光景ですね」と笑顔で話していた。

心癒やす薄紫 希少な山野草ナツエビネが見頃 塩谷で18日まで公開