ブドウ 甘さ上々 常陸太田品質検討会

AI要約

JA常陸の常陸太田ぶどう部会が品質検討会を開催

18園がハウス栽培のブドウを審査

春から夏にかけての天候に恵まれた結果、甘いブドウが収穫された

ブドウ 甘さ上々 常陸太田品質検討会

茨城県常陸太田市内のブドウ園でつくるJA常陸の常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長、会員46園)は6日、同市松平町のJA太田営農経済センターで、今季収穫したブドウの品質検討会を開いた。10日から始まる直売を前に、ハウス栽培に取り組む18園が丹精込めて育てたブドウの出来栄えについて審査を受けた。

生産者や同JA、県農業改良普及センターなどの関係者が出席。各ブドウ園から持ち込まれた「巨峰」と、市オリジナルブランド「常陸青龍」の2種について糖度や酸味、色合い、粒数、重さなどを丁寧に計測した。巨峰は独特な香りに加えこくの深い甘みと酸味のバランスがよく、常陸青龍は爽やかな甘さで酸味が少ないことが特徴だ。

今季は春先から夏場にかけ天候に恵まれ生育も順調に進み、甘いブドウに仕上がっているという。

本多部会長は「各農家が夏の日差しや水の対策を行い、とてもおいしくできた。常陸太田に足を運んで、農家の顔を見て話して味わって」とアピールした。