70年の歴史刻まれた建物に別れ 野辺地役場現庁舎が閉庁

AI要約

野辺地町役場現庁舎での業務が2日終了し、閉庁した。70年間の町政の歴史が刻まれた建物に別れを告げる。

野村秀雄町長と岡山義廣町議会議長が閉庁式で挨拶し、職員とともに記念撮影を行う。

現庁舎は老朽化により役目を終え、新庁舎が隣接地に建設される。

70年の歴史刻まれた建物に別れ 野辺地役場現庁舎が閉庁

 野辺地町役場現庁舎での業務が2日終了し、閉庁した。午後5時半すぎ、野村秀雄町長と岡山義廣町議会議長が、「上北郡野邊地町役場」と書かれた木製の表札を正面玄関から取り外し、見守っていた大勢の職員とともに、70年間の町政の歴史が刻まれた建物に別れを告げた。

 野村町長は閉庁式で「行政と議会、町民を温かく見守ってきてくれた。70年間お世話になりました。ありがとうございました」とあいさつ。集まった職員が現庁舎をバックに記念撮影した。

 現庁舎は1954年落成。増改築や修繕を繰り返しながら使用してきた。老朽化に伴う新庁舎建設により、役目を終えることになった。建物は解体されて駐車場となる。

 隣接地に建設された新庁舎は5日に開庁する。