「ボートが故障し漂流したため泳いで陸地へ」沖合で行方不明だった男性(67)の生存を確認 宮城・石巻市
石巻市沖で漂流し行方不明だった男性が無事見つかりました。
男性はボートが故障し漂流し、泳いで陸地に辿り着き家族に連絡しました。
男性は低体温症の疑いがあるため病院に搬送されました。
2日、宮城県石巻市の沖合で漂流し行方不明になっていた男性が見つかり無事が確認されました。
無事が確認されたのは石巻市に住む67歳の男性です。
男性は2日午前11時40分頃、所有するプレジャーボートに1人で乗り込み雄勝町の船越漁港から雄勝港に向かっていましたが、その後、行方不明となっていました。
男性が乗っていたボートは荒浜海水浴場から3キロほど離れた場所で見つかっていて石巻海上保安署は、男性が海に転落したとみて航空機や巡視船艇を出動させ捜索にあたっていました。
石巻海上保安署によりますと、男性はボートが故障し漂流したため救命胴衣を着用し、泳いで午後6時ぐらいに陸地に到着。その後、体を休めたり山林を歩くなどして3日午前0時頃、民家を見つけ家族に連絡を入れたということです。
男性は、命に別状はないということですが低体温症の疑いがあるため石巻市内の病院に運ばれました。
石巻海上保安署では男性の回復を待ち詳しい事情などを聴く方針です。