「通学路に信号機を設置して」「SNSで観光情報の発信を」小中学生が市長らに議場で質問「保育無料化」の提言に市長は 「安心して子どもを預けられる環境づくりに取り組む」
小諸市で開催された子ども議会に小中学生が参加し、市の将来を考える議論が行われました。
議会では、通学路の安全や観光情報の発信などさまざまなテーマで質問や提案が行われました。
市長や子どもたちが対話を重ね、市の発展に向けた取り組みが話し合われました。
小諸市で2日、子ども議会が開かれ、小中学生が一般質問に挑戦しました。
「はい議長」
「4番 清瀧議員」
子どもたちに、将来市内に戻り、街づくりを担う人材に成長してほしいと小諸市議会が開催した子ども議会。
市内の小中学校の代表24人が参加し、市議会と同じ形式で、市長や教育長に対し質問と提案を行いました。
議会では通学路にある危険な交差点に信号機を設置してほしいといった要望や、市のSNSを活用して観光情報を発信すべきといった意見が出されました。
野岸小学校6年の相原萌花(あいはらもえか)さんは、市の人口増加策について質問に立ち、子育て支援を充実させる必要性などを訴えました。
野岸小学校6年 相原萌花さん:
「保育料が無料になったり安くなったりすれば、安心して子どもを産もうとする人が増えるかもしれません」
小泉俊博(としひろ)市長は、保育士の確保に努め、安心して子どもを預けられる環境づくりに取り組むなどと応じていました。
参加した小学生:
「議会でどういうこと話してくれるのかとか気になるなって(参加した)」
参加した小学生:
「知らなかったことを市長がわかりやすく具体的に教えてくれたので、うれしかったです」