岐阜駅の商業施設「アスティ岐阜」改修へ 食を充実、2025年3月末ごろ開業

AI要約

JR岐阜駅の商業施設「アスティ岐阜」の1階東館と2階の一部がリニューアルすることが発表された。リニューアルは2014年以来2度目で、1階は食を中心とした新しい施設に模様替えされる予定。

1階東館には和洋菓子や飲食、総菜、グロッサリーなど十数店舗が誘致され、隣の商業施設「アクティブG」との相乗効果を狙っている。内観は岐阜らしさを出すため、木目調にする予定。

2階は売店「キヨスク」の場所を2倍以上に拡大し、10月末にはコンビニ、飲食、サービスの入居を計画している。アスティ岐阜は3階建てで、工事期間中も営業を続ける。

岐阜駅の商業施設「アスティ岐阜」改修へ 食を充実、2025年3月末ごろ開業

 JR東海子会社の名古屋ステーション開発(名古屋市)は1日、運営するJR岐阜駅(岐阜市橋本町)の商業施設「アスティ岐阜」の1階東館と2階の一部をリニューアルすると発表した。リニューアルは2014年以来2度目。1階は食を中心とした施設に模様替えする。

 JR東海は、駅の高架橋柱の耐震補強工事を賃貸契約の切れた店舗で順次行っており、工事に合わせて施設をリニューアルする。

 1階東館はかつて9店舗が入居し、現在はミスタードーナツや成城石井など4店舗が営業中だが、いずれも8月末までに契約が切れる。9月から全面休業となり、来年3月末ごろのリニューアル開業を目指す。

 和洋菓子や飲食、総菜、グロッサリー(一般食品)、サービスの店舗を、合わせて十数店舗誘致する。日常生活に必要な食物販の店舗を中心に配置し、隣の商業施設「アクティブG」のスーパーと相乗効果を狙う。また、内観は岐阜らしさを出すため、木目調を構想している。

 2階は今年5月に閉店した売店「キヨスク」の場所の面積を2倍以上に広げ、10月末ごろにリニューアルオープンする。コンビニ、飲食、サービスの計3店舗の入居を計画している。

 アスティ岐阜は鉄骨3階建てで、2003年に開業。リニューアルの工事期間も1階の一部、2階の大部分、3階は通常通り営業する。