尾道市の建設会社を指名除外13カ月と15日間 官製談合事件受け広島県

AI要約

広島県は1日、尾道市発注の道路改良工事を巡る官製談合事件で元社長が逮捕された。尾道市の建設会社を13カ月と15日間の指名除外処分とした。

元社長は市職員から価格情報を得て落札し、公競売入札妨害の疑いで逮捕された。更に贈賄容疑でも逮捕された。

逮捕された社長は入札情報の見返りに現金を渡した疑いが持たれており、捜査が続いている。

尾道市の建設会社を指名除外13カ月と15日間 官製談合事件受け広島県

 広島県は1日、尾道市発注の道路改良工事を巡る官製談合事件で元社長が贈賄などの疑いで逮捕されたとして、尾道市の建設会社を同日から13カ月と15日間の指名除外とした。

 県や県警によると、同社の当時の社長は市道改良工事の一般競争入札で市職員から得た価格情報を基に落札したとして5月15日、公競売入札妨害の疑いで県警に逮捕された。6月5日には入札情報の見返りに、この市職員に現金を渡したとして贈賄の疑いで再逮捕された。