熱戦が続くパリは暑いの?涼しいの?

AI要約

永瀬貴規選手が史上初の2連覇を果たした柔道男子81キロ級のパリオリンピック™の熱戦と、30日の最高気温が35.9℃であったこと。

パリの気温変化や日本との比較、選手への応援メッセージ。

パリの気温や気候で選手の体調管理が大変な中、全力を出し切ってほしいという思い。

熱戦が続くパリオリンピック™。30日に始まった柔道男子81キロ級では長崎県出身の永瀬貴規選手が史上初の2連覇を果たしました。では、開催地のパリの30日の最高気温は何℃だったでしょうか?

測定値はパリの市内から南に10キロほど離れている「オルリー空港」。

30.0℃?32.7℃?35.9℃?

正解は…35.9℃でした。

これは31日に長崎県で最も気温が高かった新上五島町の最高気温と同じです。一方、最低気温は20.2℃と、パリでは一日の寒暖差がおよそ14℃もありました。

さかのぼってみると開会式が行われた26日前後のパリは、最高気温が20℃に届かない日があり、1日の中でも、そして1週間の中でも15℃近くの気温差があります。

パリも日本と同じように四季があって、夏に向けて気温が上がり冬には気温が下がるという気温変化なんですが、月の平均気温は長崎よりも低く、特に夏場の平均気温は大きく下回っています。

その中で30日のパリの最高気温35.9℃は、平均最高気温を約10℃も上回る暑さでした。

体調管理が難しい気温変化となっていますが、選手の皆さんには気温変化に負けずに全力を出し切ってほしいと思います。