2018年に名古屋の女子中学生が自殺した問題 両親が市に損害賠償求めた裁判で名古屋高裁が和解を勧告

AI要約

2018年、名古屋市名東区の市立中学に通っていた1年生の女子生徒がいじめを苦に自殺し、両親が市を訴えた裁判の控訴審で、名古屋高裁は和解を勧告しました。

2018年、名東区の中学1年だった齋藤華子さん(当時13)が自殺した問題では、両親が「学校側が対応を怠った」などとして市を相手取り損害賠償を求めていて、一審の名古屋地裁は請求を棄却していました。

両親側は控訴し、31日の裁判で齋藤さんの父親は「一審の判決は事実を明らかにすることを放棄していて、再発防止のための提言も何一つ行っていない」などと訴え、名古屋高裁は和解を勧告しました。

2018年に名古屋の女子中学生が自殺した問題 両親が市に損害賠償求めた裁判で名古屋高裁が和解を勧告

 2018年、名古屋市名東区の市立中学に通っていた1年生の女子生徒がいじめを苦に自殺し、両親が市を訴えた裁判の控訴審で、名古屋高裁は31日、和解を勧告しました。

 2018年、名東区の中学1年だった齋藤華子さん(当時13)が自殺した問題では、両親が「学校側が対応を怠った」などとして市を相手取り損害賠償を求めていて、一審の名古屋地裁は請求を棄却していました。

 両親側は控訴し、31日の裁判で齋藤さんの父親は「一審の判決は事実を明らかにすることを放棄していて、再発防止のための提言も何一つ行っていない」などと訴え、名古屋高裁は和解を勧告しました。

齋藤さんの父親:

「なぜ争わないといけないのかが、そもそも理解できない。7年近く経過しても、まだそれがなされていないので、非常に時間が無駄遣いされている」