終わらせるぞ!夏休みの宿題 地域で「自主勉強会」 助言もらい課題向き合う/兵庫・丹波市

AI要約

兵庫県丹波市内の自治協議会が夏休みの宿題サポートを行う自主勉強会を開催。

参加者は31人で、プリントや絵日記、読書などに取り組み、講師から助言を受けながら学習。

子どもたちは緊張しながらも真剣に課題に取り組み、考える力を身につけている。

終わらせるぞ!夏休みの宿題 地域で「自主勉強会」 助言もらい課題向き合う/兵庫・丹波市

 児童の夏休みの宿題のサポートなどをしようと、兵庫県丹波市内の自治協議会が比較的日差しが強くない朝の時間を使って自主勉強会を開いている。

 「FOREST DOOR旧神楽小学校」で開かれた青垣町神楽自治振興会の「夏休み神楽学習教室」には31人が参加。午前8時半から、冷房が効いた快適な部屋で、プリントや絵日記、読書などを行った。元教員ら講師6人から助言をもらったり、友人同士で教え合ったりして課題に向き合った。

 「らっぱ」など、促音を例示する宿題をした青垣小学校の1年生は、「大勢いて少し緊張するけれど、家よりよく進む」と言い、辞書を引きながら漢字の課題に取り組んだ6年生は、「家でやる分を減らす」と、真剣に向き合っていた。

 元中学国語教師の浅野早苗さん(同町)は、「分からないときは答えを見て、何でその答えになるのかを考える。答えを教えるのでなく、考える手立てを教えるよう努めている」と話していた。