七夕飾り街彩る 8月2日から一関夏まつり

AI要約

一関市の夏の風物詩である第71回「一関夏まつり」は、8月2日から4日まで開催される。磐井川川開き花火大会や太鼓巡行、踊り大パレードなどが行われ、七夕飾りも市内を彩る。

今年のまつりは熱中症対策を施し、夕方に開会式を行い、夜には花火大会が予定されている。花火は3部構成でそれぞれテーマを持ち、雨天時の延期も設けられている。

祭り直前には大町通りにミニ七夕飾りが登場し、60本ほどの飾りが8月25日ごろまで飾られる予定。

七夕飾り街彩る 8月2日から一関夏まつり

 一関市の夏の風物詩である第71回「一関夏まつり」(実行委主催)は、8月2日に同市の大町通りを会場に開幕する。同4日までの3日間の日程で、磐井川川開き花火大会、2代目時の太鼓巡行、くるくる踊り大パレードなどを多彩に展開。風流な七夕飾りが同市の中心商店街を彩る中、真夏の伝統行事の盛り上げを図る。

 開催要項によると、今年のまつりは熱中症対策で開会式を夕方の時間帯に変更し、夜には花火大会が開かれる。

 花火大会は、3部構成として花火師それぞれがテーマを設定した上でストーリー仕立てで展開。テーマは、未来の子どもたちの平穏な生活を願う「千年の祈り―平和への願い」と、カラフルで迫力ある花火で彩る「一関 Summer Festival(サマーフェスティバル)」、夕暮れの光にすべてが金色に染められていく風景を描写する「黄昏の華」。企業名を読み上げる大口協賛の花火も別枠で設けており、雨天の場合は4日に延期される。

 祭りを前に、今月28日には大町通りにミニ七夕飾りが登場。一関銀座会や一関青年会議所のメンバーが、くす玉の直径30センチ程度、吹き流しの長さ2メートル程度の七夕飾りを取り付けた。最終的には60本ほど集まる見込みで、8月25日ごろまで飾られる。