茨城町でセカンドブック贈呈式 子どもが絵本の主人公に

AI要約

茨城町が7月25日、「セカンドブック贈呈式」を茨城町図書館で行った。

同事業は1歳6カ月検診受診者を対象にオリジナル絵本を配布し、「読書好きな子ども」を育成する取り組み。

絵本は子どもが主人公となり、自分の好きな物を探しに行く物語で、同様な取り組みは茨城県内初。

茨城町でセカンドブック贈呈式 子どもが絵本の主人公に

 茨城町が7月25日、「セカンドブック贈呈式」を茨城町図書館(茨城町小堤)で行った。(水戸経済新聞)

 同町では本年度から、1歳6カ月検診受診者を対象にオリジナル絵本を配布する「セカンドブック事業」を開始。贈呈式には同町在住で同事業最初の申込者の宮澤美妃さん・杏奈ちゃん親子が出席し、小林宣夫茨城町長から杏奈ちゃんに絵本が手渡された。

 オリジナル絵本を贈ることで読書の楽しさを発見するきっかけを作り、「読書好きな子ども」を育成しようとする同事業。

 絵本は、配布対象の子どもが絵本の主人公となり、自分の好きな物を探しに行く物語。茨城町役場の広報担当者によると、セカンドブック事業でオリジナル絵本を配布するのは、茨城県内初の取り組みという。

 同町図書館長の石崎裕子さんは「絵本を注文する際に、子どもの名前や好きなものを伝えると絵本に反映されるほか、子どもがもうすぐ話せそうな言葉も絵本に盛り込まれる」と話す。