全国学力調査 福岡県小6は国語・算数で全国平均超

AI要約

今年度の全国学力調査の結果が発表されました。

福岡県の小学6年生は国語と算数で全国平均以上の結果を収めた一方、中学3年生は数学で平均を下回った。

福岡市周辺は全国平均を上回り、佐賀県は平均を下回っており、教育機関が学力向上に取り組む意向を示している。

全国学力調査 福岡県小6は国語・算数で全国平均超

小・中学生を対象とした今年度の全国学力調査の結果が、29日公表されました。

調査は全国の小学6年生と中学3年生を対象に、「国語」「算数/数学」の2教科で行われました。

福岡県の小学6年生では、国語で7回連続、算数で6回連続となる全国平均以上の結果となりました。

中学3年生では国語で全国平均と同程度の結果となりましたが、数学で全国平均をやや下回りました。

地区別にみると、福岡市とその周辺の福岡地区がいずれの教科も全国平均を上回った一方で、筑豊地区ではいずれの教科も全国平均を下回り、特に中学校の数学について大きく下回りました。

一方、佐賀県では、平均正答率がいずれの教科も全国平均をやや下回っていて、佐賀県教委は「調査結果を分析し、有識者の意見も取り入れながら、学力向上に取り組んでいきたい」としています。