岩渕麗楽選手(岩手・一関市出身)ミラノ五輪で金メダルを スノーボード 平昌・北京で連続4位
岩手県一関市出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手が地元に帰省し、次のオリンピック大会に向けた意気込みを語る。
岩渕選手は過去2回のオリンピックで入賞を果たしており、次のイタリア大会でもメダル獲得を目指す決意を示す。
彼女は新たな高難度の技に挑戦し、応援にこたえるために全力を尽くす姿勢を見せている。
スノーボードでオリンピック2大会連続入賞した岩手県一関市出身・岩渕麗楽選手。
半年以上ぶりに地元に帰ってきた岩渕選手に次のイタリア、ミラノ・コルティナ大会にかける思いなどを聞いた。
プロスノーボーダーとして大活躍する岩渕麗楽選手。
現在(2024年7月時点)は埼玉県を拠点にトレーニングしていて、地元に帰ってきたのは半年以上ぶりと言う。
岩渕麗楽選手
「地元のものを作ったカフェがあって、そこに行くと帰ってきた感じはあります」
15歳での初優勝から数えワールドカップでは通算9勝。
さらに平昌、北京と2大会連続でオリンピック入賞を果たしている。
岩渕麗楽選手は、平昌について「準備する間もなく五輪を迎え、勢いに流された。緊張をうまく力にかえられないまま出た大会」と話す。
そして北京は別の一面があったという。
岩渕麗楽選手
「(北京五輪は)コロナもあって自分が集中する環境を整えるのが大変だった」
こうした状況でも岩渕選手は2大会連続でビッグエア4位入賞の活躍を見せた。
次は2026年2月のミラノ・コルティナ大会(イタリア)だ。
岩渕麗楽選手
「1年半しかない。やばいなという焦りはちょっとある」
過去2回、メダルへあと一歩届かずどれだけ準備をしても足りない感じがする、そんな思いをしたからこそこぼれた岩渕選手の本音。
秋から始まるシーズンは、次のオリンピックを見据えて臨む。
岩渕麗楽選手
「五輪でやりたい技の大会慣れを、今シーズンからしっかり積み上げたい」
女子ではまだ誰も成功していない横4回転・縦1回転する高難度の技に挑み、3度目のオリンピックでは世界の頂点を狙う。
岩渕麗楽選手
「応援にしっかりと応えて、皆さんにいい滑りと最高の笑顔を見せられるよう頑張ります」