パリ五輪で熊本県勢が激闘!サッカー男子・荒木遼太郎の地元では250人が試合見守る 父「勝利に結びつくアシストを」

AI要約

パリオリンピック™がますます熱を帯び始め、熊本県関係選手の勇姿が光っている。バレーボール女子では古賀紗理那が奮闘し、バレーボール男子では宮浦健人が活躍。サッカー男子では荒木遼太郎が初スタメンを果たす。試合結果は振れ幅のあるものであったが、選手たちの努力は惜しまれるものであった。

古賀紗理那はチームを引っ張っての初戦では第1セットを制するも、ポーランドに敗れる。しかし次戦に向けて前向きな姿勢を示している。

宮浦健人はベンチからの出場で力強いプレーを見せるも、日本はドイツに逆転負け。地元・山鹿市からは荒木遼太郎への熱い声援が送られた。

ますます熱を帯び始めたパリオリンピック™。27日・28日に行われた試合も含めて、熊本県関係選手の勇姿を一気に紹介!

■【バレーボール女子】日本(世界7位)-ポーランド(世界4位)

バレーボール女子。ネーションズリーグで日本を銀メダルへ導いた熊本信愛女学院高校出身キャプテンの古賀紗理那(こが さりな)がオリンピックの初戦でも大暴れ。

今大会限りでの現役引退を表明している大黒柱が攻撃を引っ張り、第1セットを取ります。(第1セット 日本25-20ポーランド)

しかし、その後、主導権はポーランドへ。

チーム最多の26得点をあげた古賀の奮闘も及ばず、日本は黒星スタートです。

【試合終了:日本1-3ポーランド】

しかし、古賀は、自身の集大成としてチームを引っ張り続けます。

古賀紗理那 主将「きょうの敗戦の中にも良かったところがあったと思いますし、切り替えて次の3日後の試合に臨みたいと思います」

■【バレーボール男子】日本(世界2位)-ドイツ(世界11位)

同じくネーションズリーグ銀メダルの男子は初戦でドイツと対戦。熊本県の鎮西高校出身の宮浦健人(みやうら けんと)はベンチに控えます。

高校時代の恩師・畑野久雄(はたの ひさお)さんは、教え子では初めて6人制バレーボールでオリンピックの舞台に立つ宮浦のプレーを楽しみにしていました。

鎮西高校バレーボール部 畑野久雄監督「彼自身が安定していますからね。彼が出てミスをしたら(日本は)勝てないなと、しっかり熊本から応援したいと思います」

宮浦は、第4セットにコートに入ると…強烈なバックアタック!!(第4セット 日本24-24ドイツ)

さらに代名詞の“サービスエース”も。宮浦が持ち味を発揮したものの、日本は逆転負けを喫しました。

【試合終了】日本2-3ドイツ

■【サッカー男子】日本-マリ

熊本県山鹿市出身の荒木遼太郎(あらき りょうたろう)が今大会初スタメンを飾った、サッカー男子の1次リーグ第2戦。地元・山鹿市では、父・芳幸(よしゆき)さんをはじめ約250人が早朝から声援を送りました。