群島の夏祭りシーズン開幕 市中パレードに700人 知名町ふるさと夏まつり

AI要約

知名町のふるさと夏まつり&大山祭の前夜祭が盛大に開催され、奄美群島の夏祭りシーズンが幕を開けた。

パレードやステージ発表など様々なイベントが行われ、町民や観光客が楽しい時間を過ごした。

28日の本祭ではくり舟競争や花火大会などが予定されている。

群島の夏祭りシーズン開幕 市中パレードに700人 知名町ふるさと夏まつり

 鹿児島県知名町のふるさと夏まつり&大山祭(同実行委員会主催)は27日、前夜祭があり、奄美群島の夏祭りシーズンの幕が開けた。商店街には歩行者天国が設けられ、町民や島外からの観光客らは市中パレードやステージ発表で大いに盛り上がった。28日は本祭がある。

 市中パレードは延べ28団体約700人が参加し、午後6時20分に旧町役場前をスタート。そろいの浴衣や法被を着た踊り連や手作りみこしが登場。「ワッショイ、ワッショイ」の元気な掛け声とともに商店街を練り歩いた。

 パレード後は2カ所でステージ発表が繰り広げられ、ダンスやバンド演奏などに多くの見物客が集まった。商店街の一角では知名町写友会が写真展を開き、パレードの様子を撮影して速報として伝えた。

 大会出場のため来島し、急きょパレードに参加した亀津サッカースポーツ少年団の児童(11)は「知名町の祭りはゲームなどたくさんあって楽しい。参加できてよかった」と笑顔で話した。

 28日の本祭ではくり舟競争、ウインドサーフィン大会、ステージ発表、花火大会などを予定している。