【旭川女子高校生殺害】内田梨瑚被告とともに逮捕された19歳女 刑事処分相当と判断 検察官送致“逆送”決定 旭川家裁

AI要約

旭川市で女子高校生が橋から川に落とされて殺害された事件で、旭川家庭裁判所は、19歳の女を検察官送致する決定を下した。

19歳の女は内田被告と共謀し、女子高校生を車内に監禁し、わいせつな行為をさせた後、神居大橋から石狩川に落として殺害したとされている。

19歳の女は内田被告の指示に従うなどの行為をしていたが、犯行に積極的に関与し、凶悪な犯罪を犯したとして検察官送致が決定された。

【旭川女子高校生殺害】内田梨瑚被告とともに逮捕された19歳女 刑事処分相当と判断 検察官送致“逆送”決定 旭川家裁

 北海道旭川市で女子高校生が橋から川に落とされて殺害された事件で、旭川家庭裁判所は、26日、殺人の疑いなどで家裁送致された19歳の女を検察官送致することを決めました。

 この事件は、ことし4月、留萌市の17歳の女子高校生が、旭川市の神居大橋から川に落とされて殺害されたものです。

内田梨瑚被告とともに逮捕された19歳の女について、旭川地検は、家庭裁判所に送致していました。

 26日の少年審判で、旭川家裁は、19歳の女について「犯行は、内田被告が主導し、内田被告の指示に従って行動していた面が見受けられるものの、自身の判断で積極的に暴行を加えるなどもしている」などと指摘。

また、「このような行為が内田被告に与えた影響も小さいとはいえず、各犯行において果たした役割は、大きくその犯情は極めて重い」とし、刑事処分が相当と判断、検察官送致することを決めました。

 少年審判の決定要旨などによりますと、19歳の女は、内田被告らと共謀して、内田被告が映った画像データを無断で使用したとして、女子高校生に対し、電話で「どう落とし前つけんの。誰にけんか売ってんの」などと言ったうえ、留萌市の道の駅から旭川市の神居大橋まで女子高校生を車内に監禁。

 そして、神居大橋付近で、女子高校生を全裸にさせ、土下座して謝罪させているようすを携帯で撮影するなどのわいせつな行為をしたうえ、女子高校生を欄干に座らせ、「落ちろ」「死ね」などと言って、神居大橋から石狩川に落下させ、殺害したとしています。