「お給料は何円ですか」模擬会見で市長を直撃 広報誌の執筆にも挑戦 小学生が市役所の仕事を体験 密着した市長の印象は「近所のおじちゃんみたい」
小学生たちが夏休みに合わせて市役所で仕事体験を行いました。
市長との名刺交換や広報活動を通じて市政に触れ、広報誌の原稿を書き上げました。
子どもたちは新たな経験から多くを学び、将来の街づくりにつながることを実感しました。
夏休みに合わせて25日に開かれたちょっと変わった仕事体験に小学生たちが参加しました。
「おはようございます」
塩尻市役所を訪れたのは市内の小学6年生9人。
まず初めに百瀬市長と名刺交換!
その後、市長室に招かれてイスに座ってみると…。
小学生:
「めっちゃ柔らかいんだけどこれ!欲しい…」
百瀬市長:
「市長になったらあげるよ」
小学生:
「本当?」
市長になった気分で笑顔で座る子どもたち!
夏休みに合わせて開かれたのは市役所の仕事体験です。
今回は「広報活動」を通じて市政を身近に感じてもらおうと企画されました。
職員:
「これを回すとズームができるので、撮りたい人を真ん中におさえて」
広報担当の職員からカメラの使い方や、広報誌の原稿の書き方などを教わります。
実践のため、百瀬市長の模擬会見も開かれました。
小学生:
「市長のお給料は何円ですか?」
百瀬市長:
「市長の給与月額は91万4000円で良かったと思います。急に難しい質問が飛んできて(笑)」
このあと子どもたちは広報誌を執筆。
20分ほどかけて書き上げた原稿と、自分たちで撮った写真は、市の職員が本物さながらに編集してくれました。
小学生:
「カメラとか全然触ったことなくて、最初は失敗しそうだなと思ったけど、文章を書くことが好きになったので、これからも、もっと文章を書きたいと思ったし、市長さんってもっと固い人だと思ったけど、近所のおじちゃんみたいな感じでした」
小学生:
「めったに見られないところを市長さんとかが説明してくれて、分かりやすくて面白かったです」
塩尻市 百瀬敬市長:
「こうした経験をすることできょう話したことが『あ!実現したな!』ということの積み重ねが未来の街づくりにつながってくると確信しています」