最大400キロの大物を92匹も!獲物の横取りや漁具の破壊対策で毎年駆除 八重山漁協

AI要約

石垣島で行われたサメ駆除で400キロに迫る巨大なサメが捕獲された。

漁業関係者によるサメ駆除は、被害を防ぐために毎年行われており、今年は漁船25隻が参加した。

獰猛なイタチザメが多く捕獲され、サメは肉やデータに有効利用されている。

最大400キロの大物を92匹も!獲物の横取りや漁具の破壊対策で毎年駆除 八重山漁協

サメによる漁業への被害を防ぐため石垣島でサメ駆除が行われ、最大で400キロに迫る巨大なサメが仕留められました。

サメの駆除は、釣り上げた魚をサメが横取りしたり、漁具を壊されたりする被害が後を絶たないため、八重山漁協所属の漁業関係者などが毎年行っています。

今年は7月18日と19日の2日間、漁船25隻を繰り出して石垣島や西表島の近海で実施しました。

仕留めたサメのほとんどが獰猛なイタチザメで、なかには400キロ近い巨大なサメも水揚げされ詰めかけた市民や観光客を驚かせていました。

▽八重山漁協 末次孝文さん

「(毎年実施して)中止にしたことがない。(駆除を)しているからまだこれだけの被害で済んでいるのだとの思いです」

サメはすぐに解体され肉をペットフードにしたり研究者がデータを集めたりと有効利用していました。(19日 八重山通信員:吉田永吉)