「名古屋観光特使ぴよりん」ラッピングバス 車体に名古屋めし・名所も

AI要約

名古屋観光特使ぴよりんでラッピングされた高速バスの運行が始まった。

JR東海バスと名古屋観光コンベンションビューローが期間限定で共同運行。

ぴよりんバスは2025年3月31日まで運行予定。

「名古屋観光特使ぴよりん」ラッピングバス 車体に名古屋めし・名所も

 「名古屋観光特使ぴよりん」でラッピングした高速バスの運行が7月25日、始まった。(名駅経済新聞)

 JR東海バス(名古屋市中川区)が名古屋観光コンベンションビューローと共同で、期間限定で運行する。「名古屋観光特使」のタスキを掛けたぴよりんのイラストを車体の前・後ろ・両側面にあしらう。名古屋城やテレビ塔、ひつまぶし、みそ煮込みうどん、JR東海バスのキャラクター「ばめたん」のイラストのほか、「名古屋のいいとこ、案内しBUS」「『なごやめし』いっぱい食べBUS」というメッセージも添える。

 「ぴよりん」は名古屋コーチン卵を材料に使い、ヒヨコに見立てた名古屋名物の洋菓子。「名古屋観光特使」は名古屋の知名度・イメージアップを目的に設立した制度で、ぴよりんは昨年10月に名古屋観光コンベンションビューローから委嘱を受けている。

 当日は、名古屋駅新幹線口バスターミナルで出発式が行われ、両社社長が駆け付けた。「とても名誉なこと。当社社員やぴよりんの工房スタッフからしても我が子の晴れ姿を見るような思いだと思う。たくさんのお客さまと運転士さんと一緒に、さまざまな場所を駆け巡ってほしい」ジェイアール東海フードサービスの岩下賢一社長。JR東海バスの小笠原均社長は「ぴよりんバスに乗って、名古屋に行きたい、名古屋めしを食べたい、ぴよりんに会いたいと思ってもらえるとうれしい」とあいさつした。初運行便は8時に名古屋を発車する「新東名スーパーライナー新宿4号」。乗車した25人に「ぴよりん」を振る舞った。

 運行は2025年3月31日まで。運行情報はJR東海バスのウェブサイトやXなどで確認できる。