保守用車両事故で約25万人に影響か…東海道新幹線が始発から運転再開 JR名古屋駅では目立った混乱なし

AI要約

東海道新幹線の保守用車両衝突事故で運転見合わせが解除され、利用客が列を作って始発を待つ名古屋駅の様子。

追突・脱線事故の影響でおよそ25万人が影響を受け、JR東海が詳しい調査を行っている状況。

利用客の宿泊や移動の対応など、事故の影響を受ける人々の声。

保守用車両事故で約25万人に影響か…東海道新幹線が始発から運転再開 JR名古屋駅では目立った混乱なし

 保守用車両の衝突事故で7月22日、一部区間で運転を見合わせた東海道新幹線は、23日の始発から運転を再開し、JR名古屋駅には始発前から多くの利用客が集まりました。

 23日午前6時前のJR名古屋駅では、改札の前にコーンが置かれ、キャリーケースを持った人など多くの人が列を作って並んでいました。

 東海道新幹線は23日、上下線で2本ずつの臨時列車を増便して始発から運転を再開し、JR名古屋駅の改札口前には始発列車を待つ人で列ができていましたが、目立った混乱はありませんでした。

新大阪から横浜へ行く利用客:

「ここまでしか来られなかったので急きょ宿を取って。今日(23日)止まったら本当にどうしようかなと思っていましたけど」

名古屋から東京へ行く家族:

「家族4人分の服と下着を揃えて名古屋に一泊して。子供と並びで取ることが一般席は無理だったので、グリーン車で」

 東海道新幹線では22日午前3時半ごろ、蒲郡市内の線路上で起きた保守用車両同士の追突・脱線事故で、名古屋-浜松間で終日運転を見合わせ、影響人員はおよそ25万人と見込まれています。

 JR東海は、追突した車両のブレーキが何らかの原因で作動しなかったとして詳しい調査をしています。