インターハイで笑顔の勝利を 九州予選で15年ぶりの優勝 高鍋女子ホッケー部

AI要約

高鍋高校女子ホッケー部が九州予選で15年ぶりの優勝を果たし、全国大会への切符を手にした

チームは全員でつなぐ「パスホッケー」を得意とし、明るく元気な雰囲気が特徴

守りの要は日高明音選手、攻撃の要は松本雪菜選手がチームに貢献し、無失点と楽しい勝利を目指す

インターハイで笑顔の勝利を 九州予選で15年ぶりの優勝 高鍋女子ホッケー部

今年のインターハイは主に北部九州の4県で行われ、今月27日に福岡市で総合開会式が開かれます。

今回はそのインターハイに臨む高鍋高校女子ホッケー部に注目。九州予選で15年ぶりの優勝を果たした高鍋の強さの秘密を取材しました。

■九州予選で15年ぶりの優勝

宮崎県内で唯一の女子ホッケー部、高鍋高校ホッケー部。3年生3人、2年生11人、1年生11人の25人が所属しています。

高鍋は、先月行われたインターハイ九州予選で15年ぶりの優勝を果たし、全国大会への切符を手にしました。

(高鍋 日高夏芽キャプテン・3年)

「去年ずっと勝てなかった相手と決勝だったが、SO戦というサッカーで言うとPK戦が最後にあって、2年生のキーパーが最後の相手のシュートを止めてくれて、やっと、今までみんなで頑張ってきた努力が報われたんだなと」

(高鍋 高木美里監督)

「ずっと九州の1位をみんなで目指してきたので、やっと追い求めていた結果をみんなで出すことができたなとみんなで大喜びできた」

■スタイルは全員でつなぐ「パスホッケー」

1チーム11人。スティックでボールをコントロールし、相手ゴールを狙うホッケー。

高鍋のスタイルは、全員でつなぐ「パスホッケー」です。

(高鍋 日高夏芽主将・3年)

「自分たちの武器であるパスホッケーが今まで以上に仕上がっていて元気もあるいいチームだと思っている」

キャプテンが話すように高鍋の強さの秘密は、その「元気」と「明るさ」。

練習中も元気な声が飛び交います。

■攻守の要は

チームのムードメーカーは3年生の日高明音選手。

高校からホッケーを始めた日高選手は、部活の時間だけでなく、自宅でもコツコツと基礎練習を重ねてきました。

試合では、守りの要としての活躍を誓います。

(高鍋 日高明音選手・3年)

「無失点が目標なので、みんなでカバーしあってディフェンスしていきたい。雰囲気を崩さず楽しく勝ちたい」

一方、攻撃の要は2年生の松本雪菜選手。

九州大会ではチームの合計得点14点のうち6点を決め、15年ぶりの優勝に貢献しました。