税務署員名乗る男「住民税の超過分の払い出しがあります」60代女性149万円だまし取られる 富山

AI要約

60代女性が、税務署員をかたる男に149万円5438円をだまし取られていたことが24日わかりました。

警察によりますと、60代女性が自宅にいるときに電話で「住民税の超過分の払い出し」という理由でATM操作を指示され、結果的に詐欺に遭ったということが明らかになりました。

警察は、官公庁や金融機関の職員をかたる詐欺に注意を呼びかけています。

税務署員名乗る男「住民税の超過分の払い出しがあります」60代女性149万円だまし取られる 富山

60代女性が、税務署員をかたる男に149万円5438円をだまし取られていたことが24日わかりました。

警察によりますと9日午後4時ごろ、富山市に住む60代女性の自宅の電話に税務署職員を名乗る男から電話があり「住民税の超過分の払い出しがあります。先に封書を送ったんですが届いていませんか。払戻金は13,880円になる。通帳、キャッシュカード、印鑑を持ってATMへ行ってください」と言われました。

さらに税務署職員を名乗る男は、「ATMに着いたら電話してください」と指示してきたので、60代女性は商業施設のATMに到着後、携帯電話で男に電話をかけ、指示に従いATMの操作をし、99万6274円を男の指定する口座に入金しました。

すると男から「おかしいですね。番号が違いますね。明細は捨ててください」なとど手続きにミスがあったように言われ、再度、男の指示に従い別のATMを操作し、49万9164円を男の指定する口座に入金しました。

60代女性が家に戻り、家族に経緯を話したところ、詐欺の被害に気付き警察に連絡したということです。

警察は、官公庁や金融機関などの職員を名乗り「ATMで還付金の手続きができる」などと言い、ATMで手続きをさせるのは詐欺の手口だとして注意を呼び掛けています。