「必ずもうかる」で1億円超被害 広島で巨額のSNS型投資詐欺
広島県警廿日市署は24日、廿日市市内の40代の会社役員男性が、SNSを使った「SNS型投資詐欺」で1億1789万円をだまし取られた事件が発表された。
男性はSNSを通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられ、暗号資産を購入し指定先に送信。利益が出たように見えたため、その後も16回にわたり被害を受けた。
SNS型投資詐欺は県内で多百五十五件発生し、約十八億九千三百八十六万円の被害が出ている。
広島県警廿日市署は24日、廿日市市内の40代の会社役員男性が、1月23日から5月30日までの間、交流サイト(SNS)を使った「SNS型投資詐欺」で1億1789万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、男性はSNSを通じて知り合った人物から「金でもうかる話がある」「アナリストがいるから必ずもうかる」などと投資話を持ちかけられ、暗号資産を購入し指定先に送信。投資状況を確認できるサイト上で、利益が出たように見えたため、その後も16回にわたって暗号資産を送信し続け、多額の被害を受けた。
SNS型投資詐欺は、SNSで著名人や投資家をかたり投資をすすめる手口。1~6月の県内の被害状況は155件、約18億9386万円。