開幕近づく「青森ねぶた祭」 青森市内で宿泊施設や沿道の安全点検を実施

AI要約

青森ねぶた祭の開幕まであと9日。消防による宿泊施設の安全点検が行われる。

23日、青森市中心部の宿泊施設で消防職員が点検。避難経路や防火設備の確認。

東北電力も配電設備を点検し、安全なねぶた祭の開催を支援。

開幕近づく「青森ねぶた祭」 青森市内で宿泊施設や沿道の安全点検を実施

青森ねぶた祭の開幕まであと9日です。全国各地から訪れる観光客が安全に宿泊できるよう、消防による宿泊施設の安全点検が行なわれています。

23日は、青森市中心部にある宿泊施設に消防の職員4人が訪れ、避難経路となる階段や防火扉、シャッターを確認して障害物がないかを点検しました。

青森ねぶた祭の会場を管轄する青森市の中央消防署では、管内にある23か所のホテルで点検を行うとしています。

青森地域広域事務組合・中央消防署 鈴木建消防司令長

「避難施設、避難経路は、非常に大事なものになりますので、こういうところを適切に維持管理していただきたい」

一方で、運行コースのある沿道では配電設備の点検が行われました。

東北電力ネットワークでは毎年、大型ねぶたの運行コース周辺にある配電設備を確認していて、内部の配線に劣化がないかなどを確かめていました。

東北電力ネットワーク青森支社 原武仁副支社長

「電柱や配電塔によじ登ることは大変危険ですので、安全マナーを守ってねぶた祭を見ていただくようお願いいたします」

安全なまつりの開催に向けて関係者の努力が続いています。

青森ねぶた祭は8月2日に開幕します。