日ざしジリジリ 3日連続の真夏日 熱中症対策しながら青森ねぶた祭の準備進む
青森市で3日連続の真夏日となり、ねぶた祭の準備が進んでいる。暑さに対策しながら作業が行われている。
青森ねぶた祭の運行コースでは桟敷席づくりが進んでおり、安全第一で作業が行われている。
青森ねぶた祭の開幕が近づき、街のボルテージも上がっているが、熱中症には気をつける必要がある。
県内はきょうも暑い一日でした。3日連続の真夏日となった青森市ではねぶた祭に向けた準備が進んでいました。
★青森放送 橋本莉奈
「きょうは若干風が吹いているんですけれども なまぬるく そして日ざしが強く照りつけ厳しい暑さとなっています」
きょう日中の最高気温は三沢市で33.9℃、青森市と八戸市で33.2℃など16地点で30℃以上の真夏日となりました。青森市は3日連続の真夏日です。
★橋本莉奈
「日ざしが照りつけるなかみなさん暑さ対策をしながら順調にねぶた祭へ向けて作業をしています」
青森ねぶた祭の運行コースでは桟敷席づくりが佳境を迎えていました。工事を担当する人たちは朝8時から作業し、1時間ごとに休憩をとっているといいます。
★丸美佐藤組 木谷裕二さん
「それなりに結構風が来るので周りが暑かったらあんまりなんですけど風が来るだけましです 安全第一で自分たちは作業していますので安心して桟敷に座ってねぶたを見てもらえればいいなと思います」
運行コース沿いでは電柱や配電塔460基の点検も行われていました。
★東北電力ネットワーク青森支社 原武仁 副支社長
「一番危険なのは感電事故ですので不用意に電気設備に触れないようお願いいたします 安全マナーを守ってねぶた祭を見ていただくようお願いいたします」
開幕まで10日となった青森ねぶた祭。暑くなってきていますが、まつりに向けた街のボルテージも上がっています。
ただ、注意したいのが熱中症。消防によりますと県内では午後4時30分までに20歳代から90歳代の男女あわせて6人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
青函連絡船として1964年に就航した「八甲田丸」ではことしで就航60周年。記念事業に向けて国鉄とJR北海道の管轄だった名残を残す、煙突部分の「ファンネルマーク」をボランティアがお色直ししました。
★八甲田丸を存続する会 葛西鎌司代表
「だんだんきれいになっていく うきうきするような感じです おそらく船もそう思っていると思います」
記念事業は今月31日から行われ、八甲田丸の元乗組員による特別見学ツアーやライトアップなどを楽しむことができます。
弘前市では夏休みの小学生たちがインターンシップとして建設業の仕事を体験しました。アサヒ建設では生のコンクリートの代わりに水を使ってミキサー車からポンプ車に送る様子を見学しました。
また、作業員に補助してもらいながら油圧ショベルの操作レバーを握り、砂利を移動させる体験をしました。
インターンシップは県中南地域県民局とみらいねっと弘前が協力して開いていて地元企業の魅力などを知ってもらうのが狙いです。熱中症対策として休憩時間がもうけられ、子どもたちは昔ながらのかき氷やラムネを味わっていました。
★市内の小学生
「ショベルカーの動かし方がクレーンゲームより難しいと思いました」「コンクリートミキサー車の上の部分が意外とゆっくり回っていたことがびっくりしました」
「きょうこの機会でこういう仕事も良いなと思いました」
インターンシップは中南地域の16の企業で来月下旬まで行われます。