【速報】淀川でボート転覆 行方不明の男性の遺体が下流で見つかる

AI要約

大阪市を流れる淀川で男性3人が乗るゴムボートが転覆し、37歳の男性が行方不明になる。21日に遺体が発見された。

男性はライフジャケットを身に着けておらず、ボート転覆時に川に投げ出された。

男性は自営業でライブ配信中に事故が起き、釣りを目的にゴムボートで川を下っていた。

【速報】淀川でボート転覆 行方不明の男性の遺体が下流で見つかる

 大阪市を流れる淀川で男性3人が乗るゴムボートが転覆した事故で、行方不明になっていた37歳の男性について、21日に此花区の海岸で見つかった遺体がこの男性であることがわかりました。男性は当時、ライフジャケットを身に着けていませんでした。

 警察によりますと、現場は大阪市東淀川区柴島を流れる淀川で、16日午前8時前、男性3人が乗るゴムボートが転覆し、全員が川に投げ出されました。このうち、30代と40代の男性2人は自力で泳いで陸に上がり、軽い傷を負いましたが、もう一人の大阪市浪速区に住む自営業の男性(37)の行方がわからなくなっていました。

 男性は黒っぽい長袖シャツと、黒の長ズボンを着用していたということで、警察が男性の捜索を続けていました。

 自力で陸に上がった2人はライフジャケットを着ていましたが、行方不明の男性は着用していなかったことが警察への取材ですでにわかっています。また、行方不明の男性はボートに乗っている自身の様子をライブ配信していたということです。

 3人は、釣りをする目的で、25キロほど上流の京都府八幡市から、手漕ぎのゴムボート2艘をつなげて、川を下っていたということで、川をせき止める淀川大堰を通過する際に、段差でバランスを崩し、転覆したとみられます。

 近くの定点カメラには、ボート2艘が連なって、淀川大堰のほうへ向かっていく様子が映っていました。