国道57号宇土道路の「糖塚山トンネル」が貫通 熊本天草幹線道路の一部

AI要約

熊本市と天草市を結ぶ熊本天草幹線道路の一部で、宇土市城塚町と上網田町間に国が整備する「国道57号宇土道路」(約6・7キロ)の「糖塚[ぬかつか]山トンネル」(仮称)が貫通し、21日、現地で式典があった。

宇土道路はトンネル3本と橋5本を設ける片側1車線、幅員12メートルの自動車専用道路。糖塚山トンネルは長さ431メートルで、2023年3月から約23億円をかけて整備した。貫通は2本目。宇土道路の総事業費は約434億円を見込む。

熊本天草幹線道路は、延長約70キロの地域高規格道路。開通時期は未定だが、完成すると渋滞の緩和や防災機能の強化が期待できる。(古東竜之介)

国道57号宇土道路の「糖塚山トンネル」が貫通 熊本天草幹線道路の一部

 熊本市と天草市を結ぶ熊本天草幹線道路の一部で、宇土市城塚町と上網田町間に国が整備する「国道57号宇土道路」(約6・7キロ)の「糖塚[ぬかつか]山トンネル」(仮称)が貫通し、21日、現地で式典があった。

 宇土道路はトンネル3本と橋5本を設ける片側1車線、幅員12メートルの自動車専用道路。糖塚山トンネルは長さ431メートルで、2023年3月から約23億円をかけて整備した。貫通は2本目。宇土道路の総事業費は約434億円を見込む。

 貫通式には来賓や工事関係者など約80人が出席。国土交通省の森田康夫九州地方整備局長が「地域の方には、騒音や振動にご理解をいただいた。宇土道路、熊本天草幹線道路の1日でも早い開通を目指したい」と話した。

 熊本天草幹線道路は、延長約70キロの地域高規格道路。開通時期は未定だが、完成すると渋滞の緩和や防災機能の強化が期待できる。(古東竜之介)