茨城県内、各地で猛暑 大子で38.6度、常陸大宮37.3度 茨城

AI要約

茨城県内では22日、厳しい暑さが続いた。最高気温が38.6度まで上昇し、7月観測史上最高を更新した地域もあった。

全14観測地点のうち、11地点が35度以上の猛暑日となり、6地点では今年最高気温を更新した。

太平洋高気圧の影響で全国的に猛烈な暑さが続き、環境省と気象庁が熱中症警戒を呼びかけている。

茨城県内、各地で猛暑 大子で38.6度、常陸大宮37.3度 茨城

茨城県内は22日、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、厳しい暑さとなった。水戸地方気象台によると、大子町は最高気温が全国6位タイの38.6度まで上昇、7月観測史上最高を更新した。常陸大宮市は37.3度で観測史上最高を記録した。

水戸市でも朝から強い日差しが降り注ぎ、35.6度を観測。かげろうや逃げ水が発生する街中を、日傘を差して歩く人たちの姿が見られた。

このほか県内全14観測地点のうち、古河市や筑西市など11地点で35度以上の猛暑日となり、6地点は今年最高気温を更新した。

この日は太平洋高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、全国的に猛烈な暑さに見舞われた。914の観測点のうち、今年最多の287地点が最高気温35度以上の猛暑日となった。23日以降も暑さが続く見通し。

環境省と気象庁は「熱中症警戒アラート」を今年最多の39都府県41地域に発表。昨年の最多だった8月5日と同数となり、注意を呼びかけている。