【詳報】中国地方が梅雨明け 広島気象台発表 平年より2日遅く

AI要約

広島地方気象台によると、中国地方(山口県を除く)が梅雨明けし、梅雨期間は平年より2日遅く、昨年より5日遅かった。降水量は平年を上回る地点が多かった。

21日には岡山県内で猛暑日が観測され、熱中症警戒アラートも出された。暑さには注意が必要だ。

気象庁は近畿地方の梅雨明けも発表し、1週間は高気圧に覆われる見込みで、猛暑が続く可能性がある。

【詳報】中国地方が梅雨明け 広島気象台発表 平年より2日遅く

 広島地方気象台は21日、岡山県など中国地方(山口県除く)が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より2日遅く、昨年より5日遅い。梅雨の期間は29日間で、岡山県内各地の降水量は観測25地点の全てで平年を上回った。

 期間中の降水量(速報値)は、鏡野町富470・5ミリ(平年332・7ミリ)岡山市中心部287・0ミリ(206・3ミリ)倉敷市278・5ミリ(182・6ミリ)―など。

 21日の最高気温は、岡山市北区建部町福渡、同市中心部36・3度▽真庭市久世36・2度▽和気町35・8度―など9地点で最高気温35度以上の猛暑日となり、熱中症警戒アラートも出た。岡山市北区学南町の公園「こどもの森」では、子どもたちが噴水の水を浴びながら歓声を上げていた。

 気象台は「向こう1週間は高気圧に覆われ、おおむね晴れる見込み。厳しい暑さになりそうで、熱中症や体調管理に気をつけてほしい」としている。

 気象庁は近畿地方の梅雨明けも発表した。