2日連続で「熱中症警戒アラート」 無料開放の冷房施設「クーリングシェルター」活用を
梅雨明け後の猛暑を受けて、広島市内の涼しい施設を取材。ファミリープールやショッピングモールのクーリングシェルター、平和公園のレストハウスなどで暑さをしのぐ様子が紹介されている。
暑い夏でも多くの観光客が訪れる平和公園にもクーリングシェルターがあり、涼むことができる。ベルギーからの観光客も訪れ、暑い日本の気候に驚いている。
府中町のショッピングモールや広島市中区のファミリープールなど、熱中症警戒アラートが発表された際には冷房設備を活用して快適に過ごすことができる。
21日梅雨明けし、22日は二十四節気のひとつ、1年で最も暑い日とされる『大暑』です。エアコン無しでは過ごせない夏が到来する中、暑さをしのげる涼しい施設を取材しました。
【高橋記者】
「気持ちいい。皆も気持ちいいですか?気持ちいい」
朝から強い日差しが降り注ぐ、広島市中区のファミリープール。
21日、梅雨明けした県内では2日連続となる「熱中症警戒アラート」が発表されました。
厳しい暑さにも関わらず、水遊びを思いっきり楽しむのは夏休みが始まった子供たちです。
【訪れた人】
「冷たくて気持ちいい。ご飯の準備が大変乗り越えたい」
Q:夏休みだから大変?
「そうです。昼食もある」
「最高!」
暑さをしのぐ場所はプールだけではありません。
府中町のショッピングモールは「熱中症特別警戒アラート」が発表された際、暑さをしのぐために開放される冷房設備が整った施設「クーリングシェルター」に指定されています。
【イオンモール広島府中・江端 亮佑 マネージャー】
「色々な目的で来店してもらうが、涼むだけでも快適に過ごしてもらえる。ぜひ来てもらえたら」
施設はアラートが発表された際、通路や設置された椅子を開放する他、フードコートでは空席がある場合、休憩スペースにすることで最大およそ2万2千人が受け入れられるということです。
【訪れた人】
「熱いラーメンが快適に食べられて最高です」
「冷たい」
「(家では)24時間冷房を付けているので、電気代がやばそうです」
一方、暑い夏でも多くの観光客が集まる平和公園にもクーリングシェルターがあります。
【高橋記者】
「レストハウスでは暑さをしのぎ、室内で涼しむことができます。さらに無料でうちわも配られています」
ここで涼んでいたのはベルギーから訪れた観光客。ベルギーの平均気温は日本より低いということです。
【ベルギーから来た観光客】
「外は暑かったけど中は涼しい」
【通訳ガイド】
「暑い国寒い国の方がいる。北欧の方は日本の暑さに慣れていないから気をつかいます」
県内では621の施設がクーリングシェルターに指定されています。