710市区町村が指定 熱中症対策の「シェルター」 環境省

AI要約

環境省は、熱中症のリスクが高まった際の一時避難場所となる「クーリングシェルター」について、指定状況をまとめた。

全国1741市区町村のうち、4割に当たる710市区町村が指定し、指定施設は約1万1000カ所ある。

9月末までに指定を終える予定の自治体も189あり、環境省は熱中症特別警戒アラートの際にシェルターを開放するよう求めている。

 環境省は19日、冷房などを備え、熱中症のリスクが高まった際の一時避難場所となる「クーリングシェルター」について、今月1日時点の指定状況をまとめた。

 全国1741市区町村のうち、4割に当たる710市区町村が指定。指定施設はスーパーや薬局、公民館など計約1万1000カ所となっている。

 9月末までに指定を終える予定の自治体も189あり、指定施設は今後増える見込み。環境省は、4月から運用が始まった新たな警戒情報「熱中症特別警戒アラート」の発表時にシェルターを開放するよう求めている。