梅雨明け告げる大合唱 クマゼミの季節、和歌山

AI要約

梅雨明けを告げる大型のセミ、クマゼミが大合唱を響かせる。

光沢のある黒色の体と美しい緑色の羽が特徴で、7月下旬~8月上旬にピークを迎える。

木に止まって鳴き声を発し、樹液を吸うクマゼミは、近づくと「おしっこ」を排出して飛び去る。

梅雨明け告げる大合唱 クマゼミの季節、和歌山

 「シャア、シャア、シャア」―。21日に近畿地方で梅雨が明け、本格的な夏の到来を告げるクマゼミ(セミ科)が、大合唱を響かせている。

 全長6センチを超える大型のセミ。体は光沢のある黒色。羽は透き通って付け根部分の緑色が美しい。7月下旬~8月上旬の最も暑い時期に発生のピークを迎える。

 サクラなどの木に止まり、甲高い鳴き声を発したり、樹液を吸ったりしている。近づくと「おしっこ」を排出しながら飛び去っていく。「おしっこ」の成分はほとんどが水という。