【裁判】強盗殺人などの罪 被告の男に無期懲役求刑

AI要約

去年8月、岩手県滝沢市で起きた男性殺害事件に関する裁判で、無職の男が被告人として起訴され、検察は無期懲役を求刑。

事件では、被告人が男性を殺害し通帳などを奪ったとされ、強盗殺人などの罪で起訴。

裁判では、検察側が被告の犯行を身勝手と指摘し、無期懲役を求刑。一方、弁護側は殺意を否定しつつも、無期懲役を相当と主張している。

【裁判】強盗殺人などの罪 被告の男に無期懲役求刑

 去年8月、岩手県滝沢市の男性を殺害し、通帳などを奪った罪などに問われている男の裁判員裁判で、検察側は22日、被告に無期懲役を求刑しました。

 強盗殺人などの罪に問われているのは、住居不定無職の佐藤廣明被告76歳です。

 起訴状などによりますと、佐藤被告は去年8月、滝沢市穴口の無職・佐藤猛さん当時72歳の首を絞めて殺害し、預金通帳1通と印鑑1本を奪った罪などに問われています。

 22日の裁判で検察側は「自分の利益のために他人の権利を侵害するきわめて身勝手な犯行」として、無期懲役を求刑しました。

 一方、弁護側は無期懲役が相当とした上で、殺意については否定しました。

 判決は7月29日に言い渡されます。