悪疫退散、商売繁盛、そして猛暑を打ち払う「ソイヤ」の掛け声 沿道に活気振りまきご神幸行列3000人 天文館で「おぎおんさぁ」本祭 鹿児島市

AI要約

鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」本祭が21日、鹿児島市天文館地区であった。直前に通り雨が降り蒸し暑い中、みこしの担ぎ手たちは猛暑を打ち払うように「ソイヤ、ソイヤ」と威勢のいい掛け声を響かせた。

悪疫退散や商売繁盛を願う伝統行事で、約400年続くとされる。電車通り約1.25キロを練り歩いて往復した。

22日は一年で最も暑い時季とされる二十四節気の「大暑」。県内は太平洋高気圧に覆われ、厳しい暑さとなる見込み。

悪疫退散、商売繁盛、そして猛暑を打ち払う「ソイヤ」の掛け声 沿道に活気振りまきご神幸行列3000人 天文館で「おぎおんさぁ」本祭 鹿児島市

 鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」本祭が21日、鹿児島市天文館地区であった。この日、同市の最高気温は35.4度。直前に通り雨が降り蒸し暑い中、みこしの担ぎ手たちは猛暑を打ち払うように「ソイヤ、ソイヤ」と威勢のいい掛け声を響かせた。

 悪疫退散や商売繁盛を願う伝統行事で、約400年続くとされる。9基の大人みこしや大鉾(ほこ)・祇園傘、十二戴女(かんめ)などのご神幸行列におよそ3000人が参加し、電車通り約1.25キロを練り歩いて往復した。

 見物した同市荒田2丁目の会社員竹内晴彦さん(37)は「ものすごい活気で、福をもらった気分。夏を元気に乗り切れそう」と話した。

 22日は一年で最も暑い時季とされる二十四節気の「大暑」。県内は太平洋高気圧に覆われ、厳しい暑さとなる見込み。