威勢よく石段駆け上がる24基 宇都宮で天王祭 伝統の「親子みこし対面」 21日は練り歩き

AI要約

宇都宮二荒山神社の末社・須賀神社天王祭で行われた親子みこし対面の伝統行事が再開され、市内22町会の子どもみこしや親みこしが参加し、24基のみこしが参道を駆け上がった。

親子みこし対面は1951年から続く伝統行事で、新型コロナウイルス禍の影響で一時中断していたが、昨年再開された。

参加者は元気にかけ声を上げながら95段の石段を上り、イベントの盛り上がりを楽しんだ。

威勢よく石段駆け上がる24基 宇都宮で天王祭 伝統の「親子みこし対面」 21日は練り歩き

 宇都宮二荒山神社の末社・須賀神社天王祭の伝統行事「親子みこし対面」が20日夜、宇都宮市中心部で行われ、24基のみこしが威勢よく二荒山神社の参道を駆け上がった。

 午後5時過ぎ、宇都宮(城址じょうし)公園に市内22町会の子どもみこしが勢ぞろい。出発式を行った後、シンボルロードやオリオン通り、馬場通りなどを練り歩いた。同神社大鳥居付近に鎮座する親みこしと対面した後、「そいや、そいや」などと元気の良いかけ声を上げ、95段の石段を次々と上った。

 親子みこし対面は1951年から毎年行われている。新型コロナウイルス禍の影響で2020~22年は実施が見送られたが、昨年4年ぶりに再開した。

 宮島町会のキャプテン大村太一(おおむらたいち)さん(43)は「人が戻ってきた。みんな息もぴったりで最高です」と話した。21日は親みこしが市内を練り歩く。