下絵なし!「切り始めてどんどん出来上がる」精緻で繊細な「立体切り絵」 島根・松江の作家SouMaさん 広島・三次の美術館で作品展

AI要約

松江観光大使を務める島根県松江市在住の立体切り絵作家・SouMa(ソウマ)さんの作品展が20日、広島県三次市吉舎町、美術館あーとあい・きさで始まった。

SouMaさんは幼い頃から切り絵に取り組んでいたといい、下絵や設計図を描かないまま、つながった1枚の紙で複雑な作品を創作する。今回、2012年以降の作品を並べた。

女性用の宝冠のティアラや人物、楽器、動物、麦畑などさまざまなテーマを題材にする。細部まで丁寧に作り込んであり、来館者は「本当に細かい」「すごい」と感想を話し合いながら顔を近づけ、鑑賞していた。

この日はSouMaさんのギャラリートークもあり、出展作一つ一つを自ら解説。立体切り絵の体験教室もあった。

下絵なし!「切り始めてどんどん出来上がる」精緻で繊細な「立体切り絵」 島根・松江の作家SouMaさん 広島・三次の美術館で作品展

 松江観光大使を務める島根県松江市在住の立体切り絵作家・SouMa(ソウマ)さんの作品展が20日、広島県三次市吉舎町、美術館あーとあい・きさで始まった。1枚の紙から作り出した精緻で繊細な約40点が来館者の目を引いている。

 SouMaさんは幼い頃から切り絵に取り組んでいたといい、下絵や設計図を描かないまま、つながった1枚の紙で複雑な作品を創作する。今回、2012年以降の作品を並べた。

 女性用の宝冠のティアラや人物、楽器、動物、麦畑などさまざまなテーマを題材にする。細部まで丁寧に作り込んであり、来館者は「本当に細かい」「すごい」と感想を話し合いながら顔を近づけ、鑑賞していた。

 この日はSouMaさんのギャラリートークもあり、出展作一つ一つを自ら解説。来館者からの問いに答え「下描きをすると完成図が最初に見える。切り始めてどんどん(作品が)出来上がっていくのが自分のスタイル」と、創作時の留意点や手法を説明した。立体切り絵の体験教室もあった。

 8月31日まで。毎週月曜が休館日(祝日の場合は翌平日)。入館料は一般500円、65歳以上400円、高校生以下無料。