戸籍証明書を誤交付 「広域交付」の業務 請求者に返却要請中/岡山・津山市

AI要約

岡山県津山市で戸籍証明書の誤交付が発生し、市が対応すると発表した。

誤発行が判明した16日の経緯と再来庁した請求者への対応について述べられている。

市は再発防止策としてダブルチェック体制の強化や事務変更を行うことを決定した。

 岡山県津山市は19日、戸籍証明書を直系親族が全国の自治体から発行できる「広域交付」の業務で、対象外の申請者に誤交付したと発表した。

 市民窓口課によると、16日に来庁した請求者に対し、本籍地が市内の祖父の戸籍と一緒に、その戸籍からたどった本籍が市外の叔父の戸籍の証明書を発行。同日請求者が再来庁し、新たな戸籍証明書を請求した際、別の職員が誤交付に気づき、発覚した。請求者に対し現在は誤発行した証明書の返却を要請している。

 市では発行者と正規職員の認証者によるダブルチェック体制をとっていたが、確認が不十分だったとし再度課内で周知徹底し、今後は在籍年数が長く業務に精通している職員を認証者にするよう事務変更をしたという。