エルメスなど偽ブランド品販売の疑い 暴力団幹部の男ら2人を逮捕 山口
山口県警が偽ブランド品販売の疑いで幹部と男を逮捕。
暴力団幹部は商標権侵害の疑いで逮捕、無職男も同様の行為を犯した疑い。
容疑を否認や保留するなど、警察が捜査を進めている。
偽エルメスの財布など、偽ブランド品を販売したとして、山口県警岩国署と柳井署は19日、山口県柳井市の指定暴力団七代目合田一家傘下組織の幹部の男(51)と、岩国市の無職の男(38)を商標法違反の疑いで逮捕しました。
警察の調べでは、暴力団幹部の男は去年10月上旬ごろ、東京都内の人物が商標権を登録している「サングラスをかけた動物の図柄」の商標に類似した絵柄の長袖Tシャツを、柳井市内で男性に1万円で販売して商標権を侵害するとみなされる行為をした疑い。
また無職の男は去年6月、HERMES(エルメス)の商標に似た柄の長財布を、岩国市内または周辺で男性に3万円で販売して商標権を侵害するとみなされる行為をした疑いがもたれています。
警察への相談をきっかけに、捜査を進めていました。暴力団幹部の男は「よく覚えていない」と容疑を否認、無職の男は「弁護士と話をするまでは話したくない」と認否を保留しているということです。警察では関連性や余罪を調べています。