埼玉で64人が救急搬送 熱中症警戒アラート発表、さいたまと鳩山で36.5度超 搬送された21人は中等症、短期入院が必要 1人は重症で3週間以上の入院が必要

AI要約

埼玉県内で猛暑日が続き、熱中症の危険性が高まっている。高温による影響で救急搬送される人が多数報告されており、特に高齢者に注意が必要だ。

19日だけで64人が救急搬送され、そのうちの半数以上が65歳以上の高齢者であった。重症者や中等症の症例も報告されている。

環境省や気象庁は引き続き熱中症警戒アラートを発表しており、高温が続くことから十分な水分補給や涼しい場所での過ごし方が必要とされている。

埼玉で64人が救急搬送 熱中症警戒アラート発表、さいたまと鳩山で36.5度超 搬送された21人は中等症、短期入院が必要 1人は重症で3週間以上の入院が必要

 埼玉県内は19日、気温が上昇し、鳩山市で36・9度、さいたま市で36・8度など35度以上の猛暑日を観測した。20日も高温が続き、環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高いとして、埼玉県に熱中症警戒アラートを発表した。

 県消防課によると、熱中症と熱中症の疑いで、19日午後4時時点で、64人が救急搬送された。搬送者の内訳は男性43人、女性21人。半数以上の39人が65歳以上の高齢者だった。3週間以上の入院が必要な重症者は1人、短期入院が必要な中等症は21人に上った。